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Dios、Daokoとのコラボ新曲を披露、ファイナルライブに感動の嵐 #Dios #Daoko

Dios、Daokoとのコラボ新曲を披露、ファイナルライブに感動の嵐 #Dios #Daoko

荒井洋明 (Diosからのリダイレクト)
洋明(あらい ひろあき、1983年8月3日 – )は、日本のミキシング・エンジニア・ソングライター・編曲家。シグナルP、Diosといった名義も用いており、現在は、それらをつなげたDios/シグナルP名義での活動を主としている。 東京スクールオブミュージック専門学校在学中にプロの音楽家としてデビュー。そ…
18キロバイト (2,275 語) – 2024年1月31日 (水) 04:02

このコラボ楽曲、どんなサウンドになってるんだろう。早く聴きたい!

【元記事を音楽ナタリーで読む】

Diosが対バンツアー「Dios &LIMITED Tour」の最終公演を4月4日に東京・Spotify O-EASTで開催した。「Dios &LIMITED Tour」はDiosにとって初の対バンツアー。東名阪の3カ所で行われ、くじら、Cö shu Nie、Daokoの3組が対バンゲストとしてそれぞれ出演した。ツアーファイナルDiosDaokoは、前日にリリースしたコラボ曲「トロイ feat.Daoko」を含め、さまざまな楽曲を披露した。

【画像】DiosとDaoko

Daoko

開演時刻を迎えるやいなやDaokoが登場し、「御伽の街」で会場の熱を高める。重低音の利いたトラックにコケティッシュな歌声が乗る「MAD」からフロアに揺れが広がっていき、「Spoopy」でその揺れは大きくなった。その後Daokoは「ぼく」「はじめましての気持ちを」などメロディアスな楽曲を披露。時に儚く、時にエモーショナルに歌声を聞かせる。MCでDaokoは、今回のライブ出演について「ササノマリイさんの『戯言スピーカー』を15歳の頃にカバーさせていただいて、たなかさんは同じニコラップニコニコ動画に投稿されたオリジナルのラップ)出身で同郷みたいなものだと勝手に思っておりまして。なので感慨深いというか、こんなご縁もあるんだなとうれしく思います」と言葉を紡ぐ。未発表曲「天使がいたよ」ではフロアにハンドクラップが巻き起こり、会場中が一体感に包まれた。その後Daokoは「ステップアップLOVE」「打上花火」「水星」と代表的なナンバーを立て続けにパフォーマンス。ラストは「ぼくらのネットワーク」を披露し、ステージをにぎやかに締めくった。

Dios

Diosはサポートメンバーのオオツカマナミ(B)と山本晃紀(Dr / LITE)とともに姿を現し、「Bloom」でライブをスタート。たなか(Vo)の艶やかな歌声とIchika Nito(G)による流麗なギターサウンド、ササノマリィ(Key)が奏でる鍵盤の音が重なり、Diosの世界がたちまち形作られる。その後彼らは「逃避行」「鬼よ」「アンダーグラウンド」を休む間もなくパフォーマンスし、観客のボルテージを引き上げた。たなかは初めての対バンツアーについて「自分たちでキャスティングを考えるのが初めてだったんですけど、すごい楽しいね。すごくない? この人にやってほしいなと思ってお願いしたらやってくれるんだよ? ぜいたくな話だよね」と語り、「Daokoさんに負けずに僕らもぶちかましていくので、好き勝手に楽しんでください」と宣言。「ダークルーム」「花束」を経て、たなかの「次の曲は……」という言葉を受けたササノがステージ前方に進み出ると、フロアからは黄色い声が。Diosは、たなかとササノのツインボーカル曲「スタンダロン」を披露し、表情の異なる歌声で観客を魅了した。

ライブ中盤、たなかが「このツアー、みんなと祝いたいことが2つありまして……まず、結婚おめでとうございます!」と、3月に結婚を発表したIchika Nitoに向けて言うと、客席から祝福の拍手と歓声が贈られる。それを受けてIchikaは「これ、各会場で祝ってもらってるけど毎回うれしいな」と喜びながら、「これからも変わらずガンガン音楽作っていくんで、よろしくお願いします」と宣言。さらにたなかが「裏テーマがあって。3曲前に『花束』という曲をやったんですけど、実は『Ichikaおめでとう』という気持ちで歌っていて。『末長く! 末長く!』みたいな気持ちで歌ってました」と明かすと、Ichikaは驚きながら「それは普通にうれしいな」と笑みをこぼした。そしてもう1つの“祝いたいこと”はDiosのデビュー3周年。たなかは「3年も経ったんだね……これからも無限に曲を作っていきますので。今年Dios気合い入ってますんで、皆さんも付いてきてください」と意気込んだ。

その後Diosは「王」「紙飛行機」「切り裂くほどの暗闇を」とハードなサウンドの楽曲を連投。3人の演奏と歌声に負けじとオーディエンスも腕を大きく振り上げ、会場には異様な熱気が渦巻いた。それでもDiosの勢いは止まることなく、彼らは「劇場」「&疾走」「ラブレス」をプレイ。ハンドクラップやコール&レスポンスなど、さまざまな形でステージとフロアが一体になる。そして最後にDiosは「Virtual Castle」で観客の体を突き動かし、ステージをあとにした。

アンコールの拍手を受けてDiosは舞台に再登場。たなかはDaokoを呼び込むと、「今回Daokoパイセンに歌っていただいて、『トロイ』という曲が完成しました。ありがとうございます」と感謝の気持ちを述べる。そしてDiosDaokoは前日にリリースしたばかりのコラボ曲「トロイ feat.Daoko」を披露。メロウなサウンドにDaokoとたなかが美しいハーモニーを乗せ、会場を情緒的な空気に包み込んだ。最後にたなかが「今回の対バンツアー、勉強になることが多くて。次に生かせそうだなと思っておりますので、これからもさらに巨大化していくDiosをお楽しみに」と告げ、Diosは「自由」をパフォーマンス。壮大なサウンドを作り出し、初の対バンツアーに幕を下ろした。

「Dios &LIMITED Tour」Spotify O-EAST 2024年4月4日 セットリスト

Daoko

01. 御伽の街
02. MAD
03. Spoopy
04. ぼく(Re-Arrenge)
05. かけてあげる
06. はじめましての気持ちを
07. Cinderella step
08. 天使がいたよ
09. ステップアップLOVE
10. 打上花火
11. 水星
12. ぼくらのネットワーク

Dios

01. Bloom
02. 逃避行
03. 鬼よ
04. アンダーグラウンド
05. ダークルーム
06. 花束
07. スタンダロン
08. また来世
09. 王
10. 紙飛行機
11. 切り裂くほどの暗闇を
12. 劇場
13. &疾走
14. ラブレス
15. Virtual Castle
アンコール
16. トロイ feat.Daoko
17. 自由

「Dios &LIMITED Tour」最終公演の様子。

(出典 news.nicovideo.jp)